先日、シーズーたちを引き取っているブリーダーのおじさんと話をする機会がありました。
今、出せる子いないの?と尋ねたら、いると思うけど・・・と。
そのあたりの管理をしているのは奥さんの方で、おじさんは専ら犬の世話係のようです。
店の入口近くに置いてあるケージにシーズーが見えました。嗚呼!引き取りたい!
奥さんとは何度も電話で話したことはあるのですが、まだ直接会ったことがないんです。
奥さんが「シーズーは繁殖が難しい」とことあるごとに言っていたので、おじさんにもその辺を聞いてみました。
おじさん曰く、産まれても育たない(死んでしまう)んだそうです。5頭産まれたら2~3頭しか残らないんですって!
奥さんは、『かけどき』がよくわからないって言ってたけど・・・
ここで繁殖している例えばビションフリーゼとかはそういうこと無いの?と尋ねたら、無いんだそうです。犬種によってそういうのってあるのかな?私は繁殖をしたことはないのでわからないんだけど・・・
そんなに難しいなら、真っ先に辞めるとしたらシーズーなのではないかと!
「もしも・・・もしもシーズー辞めるから全部出すなんて事態になったら全部引き取るから私に言って!」
って思わず言っちゃった!
シーズー成犬がいったい何頭いるのか知らないけど、もしも本当にそんなことがあったら、なんとしてでもどうにかしなくては!と思っています。
思ってはいるけど、現実に我が家でいっぺんに10頭引き取れるかと言ったらやっぱりそれは難しい。
その時は預かりさんを募集して、なんとか一時受け容れ先を見つけるしかないでしょうね。
知り合いの方に聞きまくることになるでしょう。
いきなりじゃなくて、段階的に減らしていってくれればいいんですけどね。辞める時って急に辞める気がする。
まあ、そんな時にほんとに私に連絡をくれるかどうかもわからないけど。
前回おじさんに会った時も言ってたけど、今回も言ってたのが、
「収入ゼロの月もある」
子犬が産まれなきゃ確かにそうでしょうねえ。
更に、ドッグフード代や光熱費なんかも値上がりしているし、経営はどんどん苦しくなってきているであろうことは容易に想像できます。
そして、法改正によって、従業員一人当たり15頭までしか飼育できなくなり、ここのブリーダーは夫婦と息子さん一人の合計三人の家族経営なので、45頭しか犬を置けないことになります。
45頭じゃ全く経営が成り立たないともおじさん言ってました。実際にはもう少し多めに居るもよう。
更に更に、おじさんの(奥さんも)年齢問題もあります。
今年で御年80歳だそうです(汗)
元気だとは言ってたけど、(実際とても元気そうではある)さすがにあと10年は続けられないでしょう。
息子さんが継げる感じでもないし・・・
ちなみに、3月いっぱいで廃業したもうひとつのブリーダー(チワワのメルちゃんを引き取った所)の夫婦はもう少し若いです。
とりあえず、引き取り可の子が居たら是非連絡を欲しいと伝えてあります。
現在預かりっこ不在なので、本日トリミングしてもらってきたこむぎ先輩の写真をば。